香色茶坊でお出しする食事は、全てが菜食料理です。(お肉やお魚は、だしやエキスに至るまで一切使いません^^)
菜食の分類では、完全菜食=ヴィーガン になります
厳密には、オリエンタルベジタリアンと言います。
オリエンタルベジタリアンとは、五葷(ねぎ・にら・ニンニク・らっきょう・あさつき)も使いませんので 台湾菜食 全素or素食 という表現も使います
又、 日本古来からの、修行僧が食していた精進料理に該当します
お問い合わせが多いので、まとめさせていただきます
- 肉・魚貝類・乳製品・卵を一切使いません
- 五葷(ニンニク、ネギ、たまねぎ、らっきょう、ニラ)を使いませ
- 自然醸造にて発生してしまうアルコール以外、アルコールを含んだ調味料は使用しません
上白糖やはちみつは、使用しません
当店使用の砂糖は、Vegan素焚糖 を使用
粗糖の製造に、キトサンを使用しない、唯一のキビ糖 粗糖は、大手
メーカーが、一手に製造していて、各精糖メーカーは、このキビ糖の
粗糖を加工して、自社製品として売っています
この粗糖の段階で、キトサンを使っているものと使っていないものが、
各精糖メーカーでは、判断が出来ないらしく 問い合わせには、
Vegan対応では無いという砂糖が多くを占めております
その中で、このVegan素焚糖だけは、しっかり管理された
キトサンを使用していないキビ糖です
漂白をすることに使用される牛の骨も、もちろん使用していないです
Veganの方は、ぜひこのメーカーを応援してあげてください
お酢は、CGC 純玄米黒酢(国産玄米100%) を使用 アルコールが添加してないので、ハラールHalal対応のお酢として使用できます
醤油は、業務用スーパーの本醸造こいくちしょうゆ・たまり醤油
味噌は、私が仕込んだ 大豆と麹の量が同じ分量のうまみたっぷりの味噌を使っておりましたが
最近は、買ってきてます 仕込みが間に合いません^^
個のどちらかを使っております ・小麦が入っていないもの・アルコールが添加していないもの
無添加の物を使っております 麹たっぷり旨味と甘みがたっぷりな味噌です
- グルテンフリーやキノコフリー等のアレルギーでご不安な方は、直接お問い合わせ・ご相談くださいませ ご対応させていただきます メールでのお問い合わせはこちら
醤油に小麦が含まれておりますが、発酵の段階で、グルテンの成分は分解されてしまうので
グルテンは、認識されません 日本では、グルテンフリーの表示の義務が無いので今まで表示させていただいておりましたが、アメリカなどでは、小麦を原料に使っているものはグルテンフリーとして表示
出来ないようなので、今後はグルテンフリーの表示を小麦粉不使用に変更してまいります
少しでも、アレルギーでお悩みの方のお役に立てましたら幸いです
ベジタリアンになったきっかけ
私は、菜食を始めて10年以上経ちますが、始めた当初からすぐに体に変化が見られました。
花粉症が改善^^
24歳過ぎから花粉症のアレルギーに苦しんでおりましたが、『菜食にすると体に抵抗力が付くよ』と言われ化学が好きな私は自分で実験してみました。 半年もしないうちに、あの嫌な季節が到来、その年は比較的花粉が少なめの年でもありましたが、シーズン突入後も3月になってもたまにくしゃみが出る程度で、とても楽な日々でした。花粉症になって以来こんなに楽な年はなかった・・・
食事を変えた為? と思いましたが 今年は少なかったのかもしれないと冷静に実験を続けました。 するとどうでしょう 次の年も全く薬を飲む事も無く過ごせてしまいました。息苦しい事が苦手な私はマスクなどする習慣が無く、毎朝起きた時から、薬に頼らなければいけない、こんなつらい日々から知らぬ間に解放されておりました。 現在60歳を迎えようとしておりますが、いまだに、症状は治まったままです。 もう一つ目立って体に変化が出たことは、インフルエンザにかからなくなりました。 我が家では、私と88歳の母親のみ、純粋なベジタリアンで子供たちや嫁様は、ベジではありません。 季節になるといち早く予防接種をして備えている彼女たちですが、やはり数年ごとにインフルエンザにかかっております。私は予防接種等した事も無く、全く元気で過ごせております。 しかし、ベジの仲間では、逆に体が弱い方もいるので、どこまで体の抵抗力増進につながっているかは、わかりません。
でも、もし体の不調で困っている方がいらっしゃいましたら試してみるだけの価値があると思います。
話が、とんでしまいましたが、私がこの仕事に50歳を過ぎてから、何も経験が無いところから方向転換したのも、菜食を通じての素晴らしい変化を少しでも多くの方にお知らせしたかった為です。 菜食は、正直言ってかなり手間がかかります。既製品がほとんどないので、1から加工していかなくては行けなお物ばかりです。材料は安価でも手間がかかるので、人を雇ってしまえば、人件費はかなりかかってしまいます。お弁当のご注文が多い時には、徹夜で作る事も頻繁にございます。でもその度に、お客様の笑顔に支えられて頑張ってこれました。 多くの方に少しでも菜食を試してもらいたい・・・ こんな思いからできる限り価格を抑えてご提供をさせて頂きます 是非、皆様に菜食をトライして頂きたいです。